プロジェクトエリア重複により対立のØrstedの洋上風力とBPの沖合CCSが和解
2023年07月11日
英国でプロジェクトエリアの重複により対立していたØrstedのHornsea Project Four沖合洋上風力とBPのEndurance貯留層におけるCCSが和解したことをロイターを含む複数のメディアが報じています。
プロジェクトエリアが重複する上で最大の問題点としてCCSプロジェクトのモニタリングのため航行船舶が風力タービンに衝突する可能性があるというものでした。両社は和解に至った対策の詳細は明らかにしておらず、“commercial agreement”を締結し、解決したとしています。
なお、BPが主導するEndurance貯留層の開発はNorthern Endurance Partnershipコンソーシアムが実施していますが、2020年の結成時にはBP、Eni、Equinor、Shell、TotalEnergies、National Gridの6社が参画していましたが、今年の4月にはShellとNational Gridが脱退したことも報じられています。
詳細は以下をご覧ください。
英国エネルギー保障・ネットゼロ大臣へ提出された両社の和解文書
https://infrastructure.planninginspectorate.gov.uk/wp-content/ipc/uploads/projects/EN010098/EN010098-002322-EN010098%20-%20Orsted%20-%20SoS%20Consultation%20Response%20-%20HOW04%20DCO%20Objection%20Withdrawal_17-06-23.pdf
https://jp.reuters.com/article/bp-orsted-ccs-windfarm-idAFL8N38C1YD