認証機関ISCC、CCUSを含む製品のカーボンフットプリント認証文書を公表
2024年04月04日
国際持続可能性カーボン認証(ISCC)が昨年からドラフトしていたISCCの製品カーボンフットプリントの認証のための文書ISCC CFC(Carbon Footprint Certification)Version 1.0公表されました。現時点ではCCUとCCS技術が最初の重点分野に含まれているとしています。
同時に、米国の石油化学製品・プラスチック製品等の製造企業Celaneseと三井物産の合弁事業であるFairway Methanolによる低炭素CCUメタノールが第一号としてISCC CFC認証を取得したことも公表されました。
Fairway Methanolは2024年1月より米国テキサス州の工場で、周辺プラントから排出される産業由来のCO2を原料としたメタノールの製造を開始しています。これにより最大で年間18万トンのCO2を有効利用してメタノールを年間13万トン増産し、メタノール年間製造能力が163万トンとなるとしています。
詳細は以下をご覧ください。
ISCCによるプレスリリース
https://www.iscc-system.org/news/iscc-takes-the-next-steps-in-carbon-footprint-certification/
ISCC カーボンフットプリント認証(CFC)に関する概要
CFC文書の入手先
https://www.iscc-system.org/wp-content/uploads/2024/03/ISCC-CFC_incl-CCS_v1.0.pdf
三井物産によるプレスリリース