アブダビ国営石油会社ADNOC、三井物産へ認証ブルーアンモニアを商業規模で納入
2024年05月20日
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アブダビ国営石油会社であるADNOCは、発電燃料としてCCSを組み合わせた低炭素アンモニア(ブルーアンモニア)を商業規模で日本へ向け出荷し、三井物産に納入したことを発表しました。この低炭素アンモニアは生産から配送に至るまでのプロセスを、ドイツの認証機関TÜV SÜDからの認証を受けたとしています。
アブダビのRuwais工業都市に位置するFertiglobeが所有するブルーアンモニア製造施設「Fertil」から貨物が出荷され、回収されたCO2は帯水層に貯留されます。
今年、ADNOCはアブダビで最大300万トンのCO2を回収し、年間最大36万トンの低炭素水素を生産する施設の設計に着手しました。さらに、パートナーであるTA’ZIZ、Fertiglobe、G.S. Energy Corporation、三井物産と協力して、TA’ZIZ工業化学品区域で年間100万トン(mtpa)の低炭素アンモニア施設を開発中としています。
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