第5回環境化学物質合同大会において環境化学論文賞を受賞しました
2026年06月
東京農工大学、沖縄県立芸術大学、海洋生物環境研究所、日本エヌ・ユー・エス株式会社の共同研究成果による学会投稿論文が評価され、第5回環境化学物質合同大会において環境化学論文賞を受賞しました。
【研究概要】
琉球列島・座間味島における巻貝類・二枚貝類・十脚甲殻類を用いた海岸漂着プラスチック由来微量元素汚染の空間的・時間的・種間変動の評価
東京農工大学・海洋生物環境研究所:試料採取、微量元素の分析、評価
沖縄県立芸術大学:分析対象種の選定、試料採取、海岸生態系の調査
日本エヌ・ユー・エス株式会社:調査対象海岸の選定、海岸及び漂着プラスチックの状況調査、試料採取
【受賞理由】
本論文は、室内環境における曝露試験ではなく、フィールド調査を通じて複数の生物種における微量元素の空間分布と経年変動を解析することにより、プラスチック由来微量元素の生物蓄積の可能性を示した点が高く評価されました。
【今後の展望】
本研究は現在も調査対象地域や分析対象種を拡げつつ継続的に取組んでいるものであり、海岸漂着プラスチック由来の微量元素の海岸生態系への影響についての知見をより充実させていく。更に日本エヌ・ユー・エス株式会社ではこの研究成果を活用し、沖縄県環境部及び県内市町村と連携して海岸生態系への影響を踏まえた海岸漂着物対策に取組む予定である。




