PDE設定サービスのお知らせ
2020年04月
改正GMP※1省令発令(2021年8月)に伴い、PDE(Permitted Daily Exposure, 一日曝露許容量)は、医薬品製造の共用設備における交差汚染防止のための洗浄バリデーションや、産業衛生管理においてますます重要となっております。※1:「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準」を指す「GMP(Good Manufacturing Practice)」の略称。
PDE設定には、毒性学的専門性が求められます。JANUSは健康リスク評価分野において、長年にわたって次のような実績を積んでまいりました。
- 化学物質の有害性評価・リスク評価(毒性学的根拠に基づくリスク評価、環境基準設定等)
- PDE設定においても必要となるPOD(point of departure)の選択や調整係数(不確実係数)の設定
- 国際製薬技術協会(ISPE)⽇本本部 PDE設定検討会所属
<PDE設定の手順(最新ガイドラインに準拠)>
- 医薬品の添付文書、臨床データ(入手可能な場合)などの有害性情報を入手
- NOAEL(無毒性量)などのPDEを設定する根拠となる試験データであるPOD(Point of departure)の選定
- 投与経路を考慮した換算
- 調整係数※2(不確実係数)の設定。
※2:F1(種差)、F2(個体差)、F3(曝露期間)、F4(影響の重篤性)、F5(無毒性量への調整) - PDE算出
- PDE設定レポートの作成(和文・英文可)
詳細については担当者までお気軽にお問い合わせください。
<お問い合わせ先>
お問い合わせ
または 地球環境管理ユニット TEL.03-5925-6770(ユニット代表)