Energy
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ポスト福島に向けて

日本の原子力界が現在の困難な状況を乗り越える一助となるように、これまで業務でご協力いただいた諸外国の専門家に「ポスト福島に向けて」というテーマでエッセイをお願いしました。

10数名の方々から、叡智に満ち、貴重な示唆に富み、そして心温まる励ましに溢れたエッセイをご寄稿いただきました。順次掲載いたします。

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Ⅰ.歩いてきた道 – 経験に学ぶ

「私の経験」
エドワード・R・フレデリック (エクセロン社TMI原子力発電所、米国)

福島事故の経験に希望を求めて
スコット・ニューベリー (AdSTM社 主任原子力安全コンサルタント、米国)

Ⅱ.『3.11』 – 私はこう受け止めた

日本そして福島第一発電所で発生した事象に対するあるアメリカ人の視点
モリス・ブランチ (コンサルタント、米国)

ロシアから見た福島の事故
アンドレイ・オブチャロフ博士 (インターナショナル・ビジネス・リレーションズ社核燃料サイクル部長、ロシア)

メキシコから見た福島の事故
マグダレナ・グリス (ラグナベルデ原子力発電所 技術部材料劣化担当、メキシコ)

スウェーデンの原子力発電の歴史と福島の事故直後の状況 ― スウェーデンから No.1
カール・G・リントヴァル (元バーセベック発電所、スウェーデン)
カール・アーストラント博士 (SSM、スウェーデン)

Ⅲ.歩いている道 – 各国の対応

ポスト福島に向けた韓国政府原子力当局の対応
イ・ギョンホ (ACT社、韓国)

我思う、故に我あり―日本の福島原子力発電所の事故に対する私見
江 俊賢,Ph.D. (JANUS、台湾)

ペルシャ湾岸国から見た福島
クリスター・ビクトルソン 連邦原子力規制庁 運営副局長、アラブ首長国連邦)

ポスト福島におけるドイツのエネルギー政策に関する極めて個人的な見解
ペーター・カプタイナート (コンサルタント、元VGB Power Tech/NIS Ingenieurgesellschaft社員、ドイツ)

福島第一原子力発電所の事故が欧州に与えた影響
ジャン=クロード・ルコント (コンサルタント、元EDF、フランス)

Ⅳ.歩むべき道 – ポスト福島に向けて

福島後の日本の原子力規制
ゲイル H.マーカス (コンサルタント、米国)

二度と繰り返さないために
ラース・ヘグベリ (原子力発電検査庁 元長官、スウェーデン)

どれだけ安全なら十分安全と言えるか
アンティ・ヴオリネン (放射線原子力安全庁(STUK)元長官、フィンランド)

原子力発電の優位性は変わらない
ホセ・ラモン・トラルボ・エストラーダ (サンタ・マリア・デ・ガローニャ原子力発電所長、スペイン)

福島から立ち直る
ハワード・アーノルド (元PG&E社ディアブロ・キャニオン発電所、米国)

私の思うところ
トム・モーガン (Maracor Software & Engineering社長、米国)

信頼を醸成し不正確な報道に対処する方法の一例 ― スウェーデンから No.2
カール・G・リントヴァル (元バーセベック発電所、スウェーデン)