背景と課題
原子力施設を対象としたPRAのレベル1(炉心損傷頻度の評価)とレベル2(環境中への放出量、放出特性の評価:ソースターム情報)の結果を踏まえ、大気中に放出された放射性物質の移流・拡散による被ばく評価、健康影響評価を行い、一般公衆に対する影響をリスクとして定量化するのがレベル3PRAです。
サービス/技術
レベル3PRAには、レベル2の評価結果であるソースターム情報のほか、評価対象とするプラント立地点における1年分の気象データ(風向、風速、大気安定度、降水量)、周辺人口データ、陸地割合、農作物関連のパラメータ、緊急時の被ばく低減対策を考慮するためのモデルパラメータ、放射線被ばくによる健康影響など、さまざまなデータ整備やパラメータの設定が必要になります。
JANUSでは、MACCS2コードを用いたレベル3PSAに必要な各種環境関連データの整備、解析の実行、結果の整理・考察まで、一貫した高度なサービスを提供します。