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CO2回収・貯留(CCS)

 背景と課題

 CO2回収・貯留 (Carbon Dioxide Capture and Storage : CCS)は、火力発電所や工場などから大量に二酸化炭素(CO2)を回収(Capture)し、それを海の下の地層などに長期間にわたり貯留 (Storage)することで大気中へのCO2放出を抑制する技術であり、有力な地球温暖化対策技術の一つとして注目されています。

CO2回収・貯留(CCS)図

CCSの概要(出典:GCCSI報告書(JANUS作成))

 CO2の回収・輸送・圧入といった各要素技術は以前から他の産業で用いられている既存技術でもある一方、温暖化対策としてそれらを一貫して行う「CCS」は実績に乏しく、新しい技術として認識されています。そのため、個別要素技術の向上を目指した研究開発に加え、CO2の回収から貯留までフルチェーンで行うCCS実証事業が世界各地で計画・実施されています。同時に、法規制の枠組や事業の経済性、社会的な認知といったCCS事業実現のための環境も整備されつつあります。

サービス/技術

 CCSを取り巻く国内外の情勢が目まぐるしく変化する中で、JANUSは以下の分野を中心にCCSに関する様々なコンサルティングサービスを提供しています。

法規制

  • 気候変動政策国際動向調査   
  • 国内外の関連規制動向調査   
  • 国内外の法規制対応支援

技術調査

  • 技術動向調査  
  • プロジェクト動向調査    
  • 経済性評価
  • LCA分析

 社会・環境

  • 社会的受容性調査・分析   
  • コミュニケーション手法の設計   
  • 合意形成支援
  • 環境影響評価
  • モニタリング

関連するリンク先

JANUS CCUS News – 二酸化炭素回収・有効利用・貯留に関する動向 –

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