サービス/技術
欧州原子力安全情報調査(NUSEC)サービスは、欧州主要国の軽水炉に関わる諸項目について最新の情報を整理し、お客様にお届けするとともに、ご要望に応じ、必要な情報を迅速に提供する会員制の情報サービスです。チェルノブイル事故の翌年(1987年)から、この事故を契機に欧州諸国で急速に進められたシビアアクシデント対策の技術的な調査に焦点を当てて開始されました。更に、1989年からは、設計基準内の安全問題、次世代炉の開発、事故・トラブル、安全評価(定期安全レビュー(PSR)/確率論的安全評価(PSA)等)、経年劣化対策、特徴的な技術等にスコープを拡げ、欧州の原子力発電の技術的動向及び政策動向に関する総合的な調査プロジェクトに発展させてきました。
調査スコープ
(1) 対象国・国際機関
- 欧州主要国:フランス、ドイツ、英国、スウェーデン
- 他の西欧原子力発電国:フィンランド、スイス、スペイン、ベルギー、オランダ
- 国際機関:IAEA、OECD/NEA、欧州委員会(EC)
(2) 対象分野
- プラント開発動向・原子力政策
- 運転経験
- シビアアクシデント・安全評価
- 運転・保守・設計
- 規格・基準類
- その他
NUSECサービスメンバーの方は、会員専用ホームページでより詳細な情報をご覧いただけます。アクセス方法は、貴社のご担当者にお問い合わせ下さい。
上記の他にも、JANUSでは、欧州の原子力発電所に係る各種の調査分析業務を個別のご要望に応じて実施しています。